choppyのフォトフレームを作る時間です。

わたくしchoppyが制作しているファブリックフォトフレームの事を中心に アイデアやら思いつきなどの制作風景です。

ダライ・ラマ14世のお言葉

30年前、私が卒業した京都精華大学はこの度創立45周年を迎えその記念行事として
ダライ・ラマ14世をお迎えして講演会を実施されました。私はこんな機会はもう一生ないと言う思いから参加に応募しました。幸運にも二日間の日程両日とも当選となり、参加できなかった方には申し訳ないと思いながらも実家の京都に帰りました。
昨日・一昨日のお話を深い深いお言葉を私の古びゆく脳みその中だけでなく文字として留めておきたいと思いました。書いたメモ、走り書きでよく読めず解読しながら 覚えてる限りのお言葉を微々たるものですが言語化しました。まずは自分のために。そして関心がある方のために。
ダライ・ラマ14世の言葉 → すばらしい通訳 → 私の記憶 と言う事でどこまでの事が伝わるのか分かりませんし もちろんお話の全てでもありません。しかも2日分がひとまとめです。
ただただ私ごときが参加させて頂いた事のご報告です。
 
2013.11.23(土)精華大学体育館
『世界を自由にするための方法 学生との対話』
 
2013.11.24(日)
『世界を自由にするための方法 宗教家と芸術家の視点から』
 ゲスト よしもとばなな
 
 
正しい知識をもって物事をとらえ分析・調査する
人間の素晴らしい知性で現実を正しく分析する
1人の人間としての自由に向けての努力する
世界70億人がみんな同じ1人の人間
私が(法王さま)私を特別な人間と思ってお話しすると私とみんなの間にバリアができる
すると私は孤独になる
私は同じアジア人として、見かけも全く同じ1人の人間
容姿の違い、地位が高い、低い
異なる意見、気質の違いはあるけれどもこれらは全て2次的な要素
全く同じ1人の人間、幸せを得る権利がある
みんなが人間家族のメンバーである
 
人間に備わっている資質 考える力
資質を高めるという行い
深い知識を持って現実のありようを客観的に捉え分析、調査する
ひとつのものごとを多角的に色んな角度から捉えて理解を深めて行く
自由な柔軟性が創造力を高める
知性と想像力を駆使して見出した手段を実践する
そうすることでより良い世界を構築することがてきる
自由な社会を見出すことがてきる
人間の能力、考える力、理解を通して生じる認識が物事の姿をとらえる
1つには現れのレベルとして 大変困難な事、悲しい辛い出来事、戦争などの暴力的な状況などがある
もう1つには物事の究極のありよう、本来の姿、あるがままの姿があると言える
このふたつの間にはギャップがある
教え、知識がそのギャップを埋める事ができる
頭を使って教えを高める
物事のありようの理解を高める
知性をもって調べて分析する
色んな角度からありようを見る
どの様に存在しているのか理解する
現実に即したアプローチ、解決の手段を講じ、実践する
 
分析の瞑想
ひとつの物事について瞑想する
知性を高める力の源となる
調べと分析に必要な心
静かな心
偏見、欲望、執着の心では客観的な分析ができない
人に対する平らかな穏やかな心で分析
人に対するやさしさや思いやりの心は勇気と自信を高める
モノ中心の教育、物質的向上の社会は内面の価値観を置き去りにしている
誰しもが持っている資質によって認識を深める事ができる
 
人間社会は1つである
困難な状況にいる人に対して手を差し伸べる人苦しみを分かち合う人がいる
やさしさ、思いやり、内面、深い関心この様な価値観を高めて行くなら
より良い人間社会を構築できる可能性がある
ひとつの側面だけを見てつらいと考える必要はない
広い世界には乗り越えられる道がある
物事のより良い方向性を探す努力をもって乗り越え事ができる
開かれた心で、目でこの世界全体を見てみる
狭い視野ではなく広い視野で見てみる
知性、人間に備わっている資質、他の人を思いやる心
自信と堅固な決意を持って他の人を助け、奉仕を実践する
チベットのことわざ 『9回失敗したなら、9回努力せよ』
 
世界平和とは問題がないと言う事ではない
争いごとに対して対話を持って解決する 1つの家族として相談する
武力で敵をやっつける事は時代遅れの考え方
互いに依存関係を持っている現実を認識してほしい
21世紀は対話の時代と言える
 
現実的なものの見方
人間の素晴らしい知性で現実を正しく分析する事
客観的に物事察する事
これらは創作と信仰を深めていくことができる共通項となる
自分の世界に入ってはいけない
感情的、偏見に満ちた心の状態では
現実を正しくとらえる事ができない
芸術は表現としての手法
イデア、メッセージ、概念を伝える事ができるひとつの手法
 
知識だけでは自分を変えられないと言う人
心の状態に習慣性が出来上がっている
正しい状態、穏やかな状態を心になじませる
少しずつ時間をかけて
堅固な確信をもってすればやがて深いレベルに達する
 
困難な出来事 辛い事でも絶望感を持つ事はない
自分を高めていく1つの条件としてより良い機会とする事ができる
できる限りの手段を講じ、実践する
対処する手段がなければもう何も心配することはない